よくある質問

深蒸し茶の特徴を教えてください。

荒茶製造の第1段階に、茶葉を蒸す工程が有ります。

「荒茶の性格は蒸しで決まる」と言われるほど“蒸し”は大切な工程ですが、この蒸し時間の長短によって、「普通蒸し茶」、「浅蒸し茶」、「深蒸し茶」と言った呼び方をされるようになりました。普通、煎茶の蒸し時間が40秒〜1分位なのに対し、深蒸し茶は1.5分〜2分以上の時間をかけじっくりと蒸します。その後に、4段階くらいの工程をかけて、揉み、乾燥していくのですが、その間に細胞はより破壊され、お湯に溶け出しやすくなります。

特に茶葉の先端や、端の柔らかく味の濃い部分がちぎれて細かくなり、小さく丸まってしまいます。これが粉のように見えるのですが、この細かい茶葉こそが、旨味とこくの元であり、深蒸し茶の特徴です。

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