よくある質問

狭山茶の特徴はなんですか?

狭山茶は、埼玉県南西部の入間市・所沢市・狭山市をはじめとした入間郡内を主産地とする煎茶です。

もともとチャの木は温暖な場所に生育する樹木で、寒さは苦手です。このため、狭山茶産地は国内の大規模な茶産地としては北限に位置しています。

そこで、品種改良をして寒さに強いチャの木をつくったり、寒い土地でとれるチャの葉を生かした茶作りの工夫が長年続けられてきました。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でトドメさす」と唄われる程、茶の形状よりも味を重視した茶づくりを行ってきました。仕上げの工程で行われる「狭山火入れ(さやまびいれ)」による独特の香ばしさや、厳しい気候条件のもとで育つ肉厚の葉を用いることによる、甘く濃厚で、コクのある味に特徴があります。

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